当院では院長が肝臓専門医の資格を有しており、専門的な診察及び治療を行っております。
肝障害といえばB型肝炎やC型肝炎が有名でしたが、現在では非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が増加しており、また、自己免疫性肝炎(AIH)、原発性胆汁性胆管炎(PBC)などの難病疾患も散見されています。当院では難病指定医療機関であり、PBCやAIHなどの難病疾患も対応可能です。
肝臓に関連する数値は、AST(GOT)値、ALT(GPT)値、Γ-GTPなどが代表的です。
特に、AST、ALTは肝細胞が障害を受けると上昇します。
特に6か月以上AST、ALTの上昇があれば慢性肝障害と定義されており、放置していると肝硬変になる可能性があるので、一度医療機関を受診してください。
当院では各種採血検査や腹部超音波検査などで精密検査を行っています。
肝障害は放置されることが多い代表的な疾患です。
肝臓専門医は足立区に25人(2022年4月)しかおらず、肝障害を指摘されても専門的な知識がない為に経過観察となってしまう可能性があります。
『昔から指摘されてるし今さら・・・』とか『ずっと脂肪肝と言われているから大丈夫』と思っている方が多いと感じます。しかし、ただの脂肪肝だと思っていても肝硬変に進展してしまう場合があるので注意が必要です。
肝臓は人体最大の臓器であり、肝臓が悪くなると全身に影響を及ぼすことがあるので、早期発見・早期治療がとても大切です。
確定診断では肝生検が必要な場合があり、その際は都内有数の施設である東邦大学医療センター大森病院消化器内科などへ御紹介させていただきます。
脂肪肝には飲酒によるアルコール性脂肪肝と、非アルコール性脂肪肝があります。
非アルコール性脂肪肝は飲酒をほとんどしない方でも肝臓に脂肪がたまり、やがて肝臓の疾患に発展するのが特徴です。生活習慣とのかかわりが深いので、運動不足や不規則な食事習慣、肥満体型の方は注意が必要です。脂肪肝を放置していると肝臓が固くなり、やがて肝硬変、肝がんへと進行する場合があります。